2007年12月5日


 会社を早めに出る。
 名城大学企業講座に行く。


 詳細は、こちら。
   http://www.meijo-u.ac.jp/koza/kokai/19_03.html


 この日は鈴木バイオリンの鈴木代表取締役社長のお話し。
 詳細は、まあ、書いても正確でないだろうし。印象に残った話しを。


 創業1887年。今年が120年。じつは創業はヤマハと同じ年。
 鈴木政吉さんと山葉虎楠さんとは口約束があった。お互い、オルガンとバイオリンは作らない、と。


 7年前。ついにヤマハがバイオリンを作りたいと逢いに来た。ヤマハのような大きい会社が、ちゃんと口約束を守っていたのに、びっくりした、と。バイオリンの市場が大きくなるのならと承諾したが、市場は大きくなっていないようだ、と。(^^;


 さて。
 最近、ボクは会社の規模、というのに興味を持っている。具体的には売り上げ。


 ヤマハさんは、3500億くらいですか。子会社のヤマハ発さんが8500億くらいだから、楽器業界の市場って大きくないんだなぁ、と。


 その中でバイオリン専業(正確には、ビオラ、チェロ、コントラバスマンドリンも作っているそうです)だと、市場規模は、どれくらいなんでしょうね。
 講演では、8〜9割がバイオリンで、計、年1万本くらいの生産。
 職人は40人程度。


 質問しました。


 (ビートルズエレキベースで使った)ドイツのカールヘフナーは知っていますが、世界にバイオリンメーカは、どれくらいあって、どれくらいの規模なんでしょう?


 うち以外はカールヘフナーくらい。カールヘフナーは×××(聞き漏らした)という楽器の街にあり、部品を作っているところが集まっていて、ヘフナーは、それを使って組み立てている。あとは個人的に作っているところが多く、ルーマニアチェコが多い。
 中国には工場が多く、いちばん大きいところは月に2万本。中国はアメリカ向け。


 え?
 ヘフナーの規模が判らないが鈴木と同じとして、中国には年24万本のメーカがあり、鈴木とヘフナーは年1万本ずつ?


 どうなんでしょうねぇ。